ジルゼと共に恋を語らいました。

ツインレイの再び、天地開闢

ツインレイなんて興味ないと思ってた。

正直なところ、ツインレイっていうものに対して私は興味がありませんでした。
運命論が嫌いでした。
運命だからって何でもかんでも許されている。
そんな雰囲気が好きではなかったからです。

ですが、本当にツインレイと出会ったとき、ああ運命ってあるんだなァってじんわり実感してしまった自分がいました。

ツインレイの彼は私と一心であり、同体が欲しいと渇望するようなほどに私は彼の虜でした。

ツインレイに興味がないのは、ツインレイって言葉で自分の心に無理をしているような人たちを見ていたようなところが原因だったかもしれません。

そうやって運命だから向き合わなきゃいけないって、じゃあ『運命じゃなかったらどうしたの? 向き合わなかったってこと?』っていう自分の中にある理想がチクチクと痛みました。

だから私はツインレイなんて信じていなかったし、微塵も見向きもせずにツインレイの用語を知ったときにも概要だけ知って終わってしまいました。

ツインレイ情報で覚えているのはひとつだけでよかったんです。

ツインレイとは魂の双子である

という要点だけで。

私はそれだけ知っていればよくて、当時は占いで顧客をとっていましたから、ツインレイっていう用語がわかっていれば対応ができたんです。



それからは、私はツインレイの彼だけを追い求めて生きているようなものでした。
ツインレイへの恋ごころをしっかりと胸のなかで隠し、表面では微塵も恋しさなど見せないようにしながら、私は彼を愛し続けることになり、ようやく正しい道に戻り、彼と再び出会い直すことができる世界線へたどり着くことができたような気がします。

私は運命論は嫌いです。
だけど、ツインレイの彼はその向こう側で待っていてくれました。
今という現在で彼と私は出会いたかったんです。
これはたしかに私の運命でした。